1年前、SANYOの100年コートのポップアップショップで出会った、ウールトレンチにひとめボレしました。
当時、私にはちょっと手が出ないなぁ…と思い、諦めて半額以下の他社のウールトレンチを購入しています。
そのコートは厚手で、丈も長く、重くて普段使いとして使いこなせず、冬のうちに売りに出しました。
この1年間、SANYOのコートを忘れることができず、今年、同じものがあったので試着して購入しています。
今回は、コート選びを失敗したけれど、結果良かったよ!という話です。
もくじ
ウールトレンチのきっかけはマイベーシックノート
Oggiエディター三尋木奈保 My Basic Note: ふつうの服でおしゃれな感じのつくり方
骨格診断を受けた時に、おススメされて購入した書籍です。
Oggiエディターの三尋木奈保さんはおそらく骨格ストレートではないと思います。
しかし、ストレートさん向けのコーデが多く掲載されているとイメコンの先生に言われました。
そこで気になったのが、マッキントッシュのカシミアトレンチコート。
高級なアイテムなので、手が出ないな~と思いつつ、 いつかは私もこんな素敵な冬素材のトレンチコートが欲しい…と思っていました。
SANYOのレインウールトレンチコート
SANYOの100年コートのポップアップショップに置いてあったのがこちらのコートでした。
すごくきれいなシルエットだな~とトルソーを見ていたら、店員さんが色々と説明をしてくださいました。
カシミアのような風合いなのにウール100%
なんでもカシミアと同じくらいの繊維径の180番手という細さだからなのだそうです。
コートのツヤ感、触り心地など本当に良くて驚きました。
また、ウールに撥水加工が施されていて、ドライクリーニングを10回しても雨を弾きやすいのだそうです。
実際に生地のサンプルに水をかけたところを見せてもらった時、新品の傘のように水を弾いてビックリしました。
私が気に入ったポイントはこんな感じです。
- 高級感がある
- 軽い
- 急な雨でも大丈夫
- シルエットがきれい
- 丈も普段使いにちょうどよい
- ベーシックな形
- 日本の職人さんによる、作り手の顔が見えるコート
しかし、重い、丈感が思ったより使いにくいということで、失敗したなと思い冬のうちに手放しています。
再びポップアップショップへ
この1年間やっぱりSANYOのRainWoolウールカシミヤダブルトレンチコートを忘れられず、再びショップへ行きました。
残念ながらショップにはなくて、お取り寄せをしています。
1週間後に、改めてショップへ行き、試着をして、やっぱりこれだった!と確信して購入しました。
店員さんがおすすめしてくれた着こなしも気に入っています。
襟をあけて着るのもいいですが、ストレートさんには難しめな留め方も、ステキに見えて私は大のお気に入りです。
なんだか品がいい。
がさつな私も品が良くなったかも!?と思うくらいこのコートを着ていると雰囲気が良くなる。
なんで初めからこれ買わなかったんだろう~!!って思いました。
普通に着るとこんな感じです。
いつもUNIQLOのボーダーTとGUのベイカーワイドパンツですみません…。
学んだこと→妥協をしてはいけない
ウールトレンチの件で学んだこと。
妥協をしてはいけない!
当たり前といえば、当たり前なのですが、妥協をしてはいけないですね。
結局着なくなったら意味がないですもん。
ちょっと気になるポイントがある時は買わない方がいい。
逆に 、少しお値段が張っても本当に好きな服、すてきに見える服、ワクワクする服だったら購入しよう!と思いました。
恥ずかしながら、お会計を待っている時に、やっとステキな理想のコートを手に入れたことが嬉しくて、ちょっと涙目になりました(汗)
骨格ストレートの私の冬コートはお値段以上の価値がある
私が購入した冬コートをご紹介しました。
いつものお買い物よりは背伸びした価格だったけれど、クオリティーの良いものを知ることは世界が広がるので良かったと感じています。
以前、職場で「ちょっとお値段が高くてもベーシックなデザインのコートを購入して10年大事に着たい」という話をしたら、まわりから「飽きるし、体型が絶対変わるから、毎年色々と手ごろな価格で買いそろえたい派だな~」と口をそろえて言われました…。
価値観は色々あるので、特にどちらが良い悪いではないと思います。
私はトップスやボトムスはプチプラが多いですが、安くても愛着があって何年も着ている服もありますし、靴やコートはお手入れをして長く大切に使うのが好きです。
このブログを書くに当たり、久々に読み返して、やっぱり三尋木奈保さんすきだな~と思いました。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。