骨格ストレートと知り、似合うアイテムを集めてもステキに見えず…。
なんでかな?と調べていくうちに、服と小物の組み合わせや、着かたの重要性を知りました。
好きな物を着たい時も、コーデや着かたのテクニックを知っていると似合わせしやすいです。
ということで、骨格ストレートさんがスタイルアップして見えるコーデ・着かたのテクニックをまとめてみました。
すでにご存知の着こなしテクもあると思いますが、よかったら最後までお付き合いください。
もくじ
骨格ストレートがスタイルアップするコーデ・着こなしをまとめたよ!
実践して良かった着かたや錯視の効果でスタイルアップすると言われている方法をご紹介しています。(随時追加予定)
骨格ストレートに似合う服だけだと、どうしてもトレンドと離れてしまい昔の人感が出てしまうこともあるので、トレンドを少し取り入れたいという人にも着こなしテクは役立つと思います。
1.ブラウジングで重心調整
ブラウジングとは、トップスをボトムスにインしたあと、トップスを引き出してふくらみをもたせることです。
ワンピースにベルトをしたり、コートやワンピースなどのウエスト部分についている紐(ドローストリング)を絞った着かたもブラウジングと言います。
みんな知ってるか…
と思いつつブラウジングの比較あげとく😋ハイウエストで上半身が面白いほど
無くなってバランス難しくなる
あるある。ブラウジングするだけでも見えかた変わる~✨😊#骨格ストレート pic.twitter.com/PQCMYg1P1w
— 森山あかり (@akarimoriyama) October 28, 2019
一般的にブラウジングはふくらみを持たせることですが、骨格ストレートの場合ふくらみと言うよりは、トップスを引き出してトップスとボトムスの境界線(ウエストに見える位置)の調整という感じですね。
ウエスト位置が上すぎて詰まって見える時は、ブラウジングをしてウエスト位置をスタイルよく見える位置までさげて上半身の詰まりを解消させます。
骨ストさんにおすすめされるジャストウエストのボトムスって、今あまり売られていないので、ブラウジングで似合わせすればいいや~と思っています。
選べるお洋服の幅も広がりますし♪
2.縦ラインでスッキリ見せ
縦ラインの意識は骨格ストレートさんの基本みたいな感じですね。
コートやロングカーディガン(膝丈くらい)を着た時にできる縦の線はスッキリ見せてくれます。
ちなみにコートは、ドロップショルダーのややオーバーサイズです。
トップスとボトムスの色を同じにすると更に縦のラインが強調されてスッキリ感が増します。
着やせして見せたい日はコートの中は同色にしてインナーとコートのコントラスト強めで縦ラインを強調するのもいいです♪
写真右はハイウエストのスカートでちょっぴり上半身が詰まり気味ですが、ロングコートの縦ラインで上半身が詰まって見えるのを緩和させています。(コートの時期でない時は、ロングカーディガンもいいですね)
3.身体の細い部分だけ出す(アモーダル補完)
隠れた部分を脳が無意識に推測して補う現象をアモーダル補完といいます。
こちらのイラストどちらの女性がスッキリして見えますか?
女性のイラスト自体はどちらも同じなのですが、身体の細い部分を見せている左の女性がスッキリ見えませんか?
脳が細い部分を見て隠れている部分も細いに違いないと見せているからです。
よく3首(足首、手首、首)を出しておしゃれ見えと言われるのはアモーダル補完によるものです。
ちなみに、私には細い部分はない!と思われる方もいるかもしれないです。
誰でも体の中で細い部分は首、手首、足首なので出したらスタイルアップして見えます。(他者と比べて細いということではないので誤解しないでね)
4.ベルトでウエストマーク
ベルトでウエストマークも3でご紹介したアモーダル補完によるものです。
実際にへそ出しでウエストを見せるわけにはいかないので、ベルトでウエストマークして細いウエストはここですよ!と強調することでスタイルアップして見せるものです。
脚長効果もあります。
ワンピースに長めのカーディガンを羽織り縦ライン。
首と足首も出ているので多少上半身が詰まっても許容範囲なコーデになりました。
首元が開いているものにしたり、縦ラインや3首のどれかを見せたりスッキリ見えポイントをいくつか投入してバランスを取っています。
5.同系色コーデで身長を高く見せる(ゲシュタルト群化)
上下同色、靴までつなげると脚長で身長が高く見えます。(スカートの場合、靴はベージュかタイツの色とそろえる)
▼この写真はオールブラックでやり過ぎ感がありますが…。
ちなみに、上下全く同じ色にしなくても、ホワイト×ベージュ、ホワイト×ライトグレー、ブラック×グレーなど同系色で合わせると縦長でスッキリ身長が高く見えると言われています。
6.ふたつのVで着やせ(ミュラー・リヤー錯視)
トップスにVネックというのは骨格ストレートさんの間ではおなじみだと思います。
補足ですが「骨格ストレート=Vネック」でなければいけないというわけではないです。
他にも似合うネックラインはありますね。
関連記事骨格ストレート似合う首元・ネックラインは?選び方でオフショルもハイネックもOK
Vネック所持率高めの骨格ストレートさんが、さらにスタイルアップして見えるおすすめコーデはミュラー・リヤー錯視を利用したコーデ。
トップスのVネックにプラスしてボトムスに逆のV型を持ってくると、縦長に体が見えて着やせするという錯視です。
フロントスリットはもちろんですが、サイドスリットも逆Vにあたるのでスッキリ見えしますよ♪
7.目立つアイテムを1ヶ所投入して目線誘導する
骨格ストレートの私は横からの厚みがずっと気になっていました。
そんな時は、厚みに注目されないようにするため、他の場所に目線を誘導させるのが効果的です。
コーデ全体で見た時に目立つアイテムをポイントに持ってくる。
カバーしたい部分に目線が行かないよう目立つアイテムを入れるという感じです。
目立つアイテムは差し色やアクセサリーなどの小物が多いかな。
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私の場合ダークな服が多いので、ブラウンのバッグも全体で見ると目線をバッグに誘導するには十分です。
差し色と言うと華やかな色のイメージですが、華やかな色が苦手でも組み合わせによってベーシックカラーも視線誘導できます。
目線誘導の話をしましたが、体の厚みや他にコンプレックスだと思うことって、他人からはマイナスに見えていないことの方が多くて面白いですよね。
むしろ他人からは羨ましがられる魅力だったりします。
自分もそうですし、友人の話を聞いても、気にしているのは本人だけっていうことが多い。
8.アウターや羽織の肩かけでおしゃれ見え+小顔効果
コートやカーディガンは袖を通さずに肩にかけて着るとおしゃれ見え+小顔効果があると言われています。
真冬はさすがに外でコートの肩かけはしないです(おしゃれよりも防寒重視)
カーディガンなど羽織が欲しい時期は袖を通して着ると、骨格ストレートさんは肩まわりがもっさりして見えてしまいがち。
余談ですが、上の写真左コートの肩かけコーデを見たファッション関係の知り合い(男性)からセクシーですね!と言われたことがあります。
全然露出していないコーデでも、男性から見るとひじから下の素肌が出ているだけでセクシーに見えるらしい。
この時、セクシーを演出したい時にも良いということを知りました笑(ひじ下見せなら嫌味じゃないし、いいのでは?)
9.まとめ髪でスタイルアップ
髪が長い場合、髪をまとめるとスタイルアップして見えます。
特に得意ではないアイテム(首元の詰まった服、ダウンジャケットなど)を持ってくる時に効果は絶大。
写真左のおろしたままでは全体的に重く感じますが、髪をまとめるだけでスッキリ。
髪をまとめるのは簡単にスタイルアップできる方法ですね。
10.苦手アイテムはトップスボトムスのどちらか1点にする
苦手だけど好きなアイテムを取り入れる時は、トップスかボトムスのどちらか1点にするのが良いと言われます。
ドロップショルダーでゆるっとしたブラウス+タック入りのフレアスカート。
骨格ストレートさんのスタイルアップという観点で見ると、タイトスカートを合わせた方がスッキリ着やせして見えます。
トップスかボトムスどちらかは似合うアイテムを合わせるというのは納得ですね。
多少着太りしてもどんな印象に見られたいかもファッションの大切な要素なので、TPOに合わせて調整するのが良いと思います。
骨格ストレートスタイルアップして見えるコーデテクニックまとめでした
骨格ストレートと知ってから、これまで私が実践してきたコーデや着かたのテクニック紹介でした。
骨格診断でわかるスタイルアップは服選び、おしゃれを構成する要素の一部にすぎないです。
スタイルアップだけ100点満点でも、色、テイスト、トレンド感や気分(内面・個性)と合わなければ、なんかちょっと違うな~と違和感がでます。
骨格ストレートの100点満点でなくても、他の要素も組み合わせてトータル70、80点くらいのコーデを作れると服に対する満足度は高まるな~と感じています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました!
▼参考文献