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おしゃれは誰のためにするの?人のため?自分のため?

みなさんはおしゃれを人のためにしていますか?それとも自分のためにしていますか?

これまでファッションの本を色々と読み、疑問に思うことがありました。

それは、おしゃれはその日会う人のためにするのが大切という考えのスタイリストさんが多いことです。

私は、これを見るたびになんとなく心に引っ掛かりを感じていました。

今では、人のためでもあるし、自分のためでもあるという結論に至りましたが、おしゃれは人のためか?自分のためか?という心のもやもやについて経験を交えてお話します。

よかったら最後までお付き合いください。

おしゃれは人のためなのか、自分のためなのか

おしゃれは人のためなのか、自分のためなのかを考える時、まず思い浮かぶエピソードが、男性好みの服と、女性好みの服は違うことです。

トレンドの服を着ていると、男性から「その服あまり好きじゃない、ないわ…」と言われたりします。

「私はあなた(男)のためにおしゃれしてないから!」

というのはよく聞くはなしですね。

トレンドアイテムは男性ウケが良くないことは、しばしばあります。

私はこれまで人に迷惑をかけなければ、おしゃれは自由だし、自分のためにするものだと思っていました。

「おしゃれは人のため」を実践したことがある

おしゃれは自分のためだと思っていたのですが、スタイリストさんの本で度々、おしゃれは人のためにすると書いてあるのを目にするようになります。

その日会う相手のためにおしゃれをしましょう!

私が初めて「おしゃれは人のため」に出会ったのはおそらくこの本だったと思います。

TPOに合う服を着るのは基本ですが、そこにP(Person)が付け加えられたTPPOについて書いてありました。

TPOとはT(Timeいつ)P(Placeどこで)O(Occasion何をするか)の略で、3つのポイントを考慮した服を選ぶのが、装いのマナーとされています。

読んだ当時は、その日会う相手が好きそうな服を選ぶと人生が上手く行くのか~やってみよう!と好奇心から実践しました。

実際に会う人のことを考えた服を着て気づいたこと

試しに1ヶ月ほど、その日会う相手を考えた服選びをしました。

会う人の好きな色や好きな雰囲気を知っている場合は、取り入れる感じです。

すると、会う人、会う人が褒めてくれたり、心なしか相手とコミュニケーションが円滑に進むように感じました。

あかり
これはスゴイ!

相手の好きな色や雰囲気にしているから、よく見える効果が働いて褒めてくれるのだろうか?

相手の気分が良くなってコミュニケーションが円滑に進むのだろうか?

視覚が人に与える情報って大きいんだな!と実感しました。

続かなかったのは人のためにおしゃれをするのに疲れたから

相手のことを考えた服を意識するようになって変化を感じていたのですが、だんだん自分が無いように思えてきたんです。

その日会う相手のことを考えた服装は、とてもいいけれど、それ以前に自分が好きな服を着ていなければ全く楽しくないです。(当時は骨格診断などの”似合う服”ばかりにとらわれて、自分らしさがありませんでした)

あかり
私の周りには、「彼(夫)が女性らしい服が好きだから選んでいる」、「彼(夫)がショートカットを認めてくれないから長いままにしている」という女性が複数います。

本人がストレスなく好きでそうしているならいいと思うのですが、無理してない?ガマンしていない?と感じることもありました。

もちろん敢えて彼(夫)が嫌いなおしゃれをする必要はないのですが、あなたは本当はどうしたいの?あなたは自分の人生を生きているの?と疑問に見ていました。

そこで、気づいたのは2通りのパターンがあるということ。

みなさんはどちらのタイプですか?

  1. 人の目を気にしすぎるタイプ
  2. 自分を持っているタイプ

相手のことを考えて服選びをしていた頃の私は、どちらかというと人の目を気にして自分が無い人寄りだったと気づきました。

このタイプだと、相手のことを考えた服選びをしても、自分をないがしろにしているので疲れますね。

一方、自分を持っている人が思いやりの気持ちで、クローゼットの中から今日会う相手を考えた服を選ぶというのは前者とは全く違います。

自分を持っている上で、相手のことを考えられる。

人の目を過剰に気にしないので、嫌われたくない、良い評価をもらいたいと気負うこともなく、ストレスにもなりません。

あかり
昔は人の目を気にし過ぎていたから疲れたのではないかと気づきました。

相手を考えた装いをすると、コミュニケーションが円滑になったり良い効果を得られるのは間違いないです。

ただ、自分を持っていないと私の場合はストレスが溜まるだけでした。

自分を持っていなくても、相手を考えた装いをしていたらコミュニケーションが上手く行き、それが自信となり上手く行くパターンもあると思います。

人のためにおしゃれをすると結局は自分のためになる

今では”人のためにおしゃれをする“と、結局は”自分のためになっている“と捉えています。

ファッションは最も簡単な自己啓発ツールと言われますが、目的をもって正しい方法で進めていかないと、遠回りしてしまうし、負のスパイラルにハマることもあります。

だからこそ、ぼんやりとおしゃれになりたいではなくて、目的をもって論理的に進めていくことが大切だなと日々、感じています。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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