スタイルのあるおしゃれな人を見て、ステキ!でもスタイルのある人になるにはどうしたらいいの!?
と思うことが10代の頃からありました。
あれから約20年がたち、やっとその答えがわかりました。
今回はスタイルのある人になる方法について書きます。
よかったら最後までお付き合いください。
もくじ
スタイルのある女性になる方法とは?
結論から言いますと、スタイルのある女性になる方法は、この本に全部書いてあるので読んでみて(笑)
絶版で中古のみですが、1円+送料で買えます(2019年4月現在)
私がこの本に出会ったのは図書館でした。
いつもは本を予約して取りに行くだけなのですが、たまには本棚を見て選ぼうと思い、手に取ったのがきっかけです。
読んでみると、著者の方が若いころに経験したことや、感じていた悩みが同じ過ぎておどろきました。
スタイルのある人になるために実践したことが紹介されているし、何度も読み返したいと思い購入しました。
著者はファッションライターの光野桃さん
光野桃さんは雑誌25ansの創刊スタッフで、ファッションジャーナリストです。
学生の頃からファッションが好きだったにもかかわらず、社会人になってからも服に自信がなかったという内面は共感するものがありました。
夫の転勤をきっかけにミラノで暮らすようになり、おしゃれな人々とのかかわりを通じて自身のファッションを見直しスタイルを手に入れます。
論理的にスタイルを築く方法が書いてある
スタイルのある女性になろうと思って、実践したら急になれるものではないけれど、着実に近づくことは可能だと思いました。
大まかに言うとこの3つを軸に考えます。
- 内面
- 外見
- 将来どうなりたいかという展望
この3つをさらに分解して、具体的に見ます。
自分と向き合う作業なので、嫌なところも直視するのは辛いですが、いいところも、嫌な所も含めて自分であると認めることが、スタイルのある人への第一歩だと感じました。
書いて特徴を客観的に見ることで、整理されまとまります。
1.内面
内面は①バックグラウンド、②アビリティ、③フィロソフィの3つを考えます。
①バックグラウンドはこれまで育った環境、親の影響などを考えて紙に書き出します。
バックグランドがどのように服選びや、好みに対して影響をあたえているのかを知ります。
②アビリティは自分の能力やどんな可能性があるか。
仕事の能力、得意なことをはじめ性格的な特徴(空気を読める、優しい、控えめ、行動派)など持ち合わせていることを書きだします。
③フィロソフィは好きな事や物を理由をつけて書きだします。
「私は〇〇が好き、なぜならば〇〇だから」と理由まで書く。
例えばこんな感じ
私はフェミニンなファッションが好き、なぜならば自分らしいと感じるから。
私は爽やかなファッションが好き、なぜならば心地よいから。
私は前向きな人が好き、なぜならば私も元気をもらえるし、行動力がわくから。
バックグラウンド、アビリティ、フィロソフィを紙に書いてまとめて眺めると、自分はどのような人なのか知ることができます。
2.外見
外見は、顔だち、体型のボリューム感、骨と肉の印象、肌の色、全身の雰囲気、身長などを書き出します。
ファッション系の診断を受けたけれど、どんなおしゃれをしたいか定まらない方にとっても、スタイル探しをするにはこの本が助けになると思います。
また、自分を客観視できるかが大切なポイントなのですが、とても難しいですよね。
コーディネートの自撮り(できれば360度あらゆる角度で撮る)を続けていると、私の経験上、客観視できるようになります。
落ち込むだけでは、現状は何も変わりません。
その先のなりたい自分、自分のスタイルを作るという目標の為に自分を他人だと思ってシビアかつ冷静に見ることが大切です。
イヤでも続けていると、自分の姿は見慣れます。
3.将来どうなりたいかという展望
今後の人生設計を立てたり、将来の展望に近い写真(雑誌の切り抜きやスクショ)を集めて可視化する。
将来の展望に内面と外見を合わせて、ファッションへどうやって落とし込んでいくかをプランニングします。
軸を定めておくと、お買い物をする時、軸に合わないものは買わなくなるのでムダ買いも減りそうですね。
矛盾も個性!上手にプレゼンする
色々と紙に書き出していくと、矛盾も生じます。
矛盾も個性だから、どの程度外見に反映させるかも考えてファッションに打ち出します。
外見はクールだけど、内面は可愛いものが好き。
その場合、将来どうなりたいかという展望を踏まえて、女性らしさを外見に反映させるかを判断します。
例えば、女性らしいを取り入れるなら素材を柔らかくするのか、女性らしい色を取り入れるかなど、将来どうなりたいかという展望から外れない程度で考えてみる。
内面・外見・将来の展望を合わせたスタイルは、まわりの人に伝わるかも大切なポイント。
スタイルを築くには、最終的にまとめたものを表現するプレゼンテーション能力も必要なんですね。
私も実践してみた!
これまでの服選びは似合う似合わないかが1番にあり、次におしゃれに見えるか(少しのトレンド感)をプラスした基準でした。
内面的にはとにかく目立ちたくないからシンプルで目立たないものという気持ちが大きかったです。
将来の展望、どう見せたいかを強く意識したことがないと気づきました。
好みのファッションだったので、後日コーデをマネしてみたんです。
ストレート、サマーと特徴が同じだったので、私にも似合うだろう!と思っていたのにしっくりこない。
顔のテイストもそんなに離れていないと思ったのですが、この違和感は内面や個性が違うからだと後で気づきました。
さっそく内面と外見を紙に書き出して把握。
コーデの自撮りを何パターンか並べて、
「この人は、どうしたらもっと良くなるだろうか?」
「この人は、どうしたら将来の展望に近い印象を与えるようになるだろうか?」
「私」ではなく「この人は」とあえて他人に置き換えて考えました。
クローゼットもチェックして、いらないもの、足りないものを洗い出してみたり。
マイスタイルというと、私はこうだから・・・とガンコな印象ですが、将来の展望は変化しますし、似合わないからこれは着ないという決めつけでもないと思います。
挑戦して新たな視点を手に入れることでスタイルも洗練されるんじゃないかな。
おまけ クリストフ・ルメール的スタイルのある人になる方法
別の本でルメール氏が自分に似合うスタイルを見つける方法を語っていました。
自分に似合うスタイルを見つけるには?
・自分がどんな人間かを知る
・自分に正直になる
・真実にそむく「変装」はしない
・どんな人でありたいか、何を表現したいかも探るクリストフ・ルメールのインタビューより
この本絶版だけど、いいこといっぱい書いてある😭https://t.co/VbB5FOFPyh pic.twitter.com/7ifudt37qa
— 森山あかり (@akarimoriyama) 2019年4月8日
「自分に正直になる」、「真実に背く変装はしない」が心に響きました。
個性を殺し、世間や人の目だけを気にした洋服選びをしている人。
自分にうそをついていることにすら気づいていない人も多いと思いますよ。
過去の自分がそうだったので…苦笑
20代は真実に背く変装だったように感じました。
ルメールすごい!
参考までインタビューが掲載されているのはこちらの本です。(中古で購入可能)
スタイルのある女性になる方法でした!
「〇〇さんらしくて、ステキ!」に憧れ続けてきた私としては、とても素敵な本に出会えたと思います。
しかし本当のことを言うと、1番大切な将来の展望は模索中です。
スタイルは一朝一夕で築くものではないので、気長に探していこうと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
同じようにスタイルについて悩んでいた方の参考になれば幸いです。
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16Personalities(無料)も自分を知る上で参考になりました。
世界で一番利用されているユングの心理学を元にした心理テストです。
子どもの頃ファッションは楽しものだったのに、成長するにつれ劣等感を隠すための服になり、更には生き方の迷いが服に反映されていたというようなことが書いてあります。