この記事ではメットガラから始まり服の展示会に参加して気づいたことを書いています。
久々にワクワクする感情を抱いたので、楽しい思い出と気づきを残しておこうと思いました。
簡単にお伝えすると、普段着としてのファッションとは別物で、ファッションという夢の世界を楽しむことが私にとってワクワクすることだから大切にしようと思った!という話です。
もくじ
夢のあるファッションから遠ざかって面白みに欠けた毎日
日常で着る服が整い普段着に困らないようになればなるほど、服に対する興味が薄れていきました。
以前はファッションウィークや雑誌なども楽しんでいたのに、どんどんチェックする頻度が減っていきました。
久々に見たメットガラが転機に
実は私、Stray KidsのファンでSTAY(Stray Kidsのファンの呼び名)です。彼らが8人そろってメットガラに出るのではないかと噂されていたため当日(日本時間2024年4月7日朝)の中継をチェックしていました。
昔はメットガラを楽しみにしていたのに、いつの間にか見なくなっていたので本当に久しぶりでした。
メットガラは何のひねりもない普通の服を着て行った参加者に対してブーイングが起きることもあるんですね。だから毎年趣向を凝らしたドレスが話題になります。
メットガラについてもっと知りたい方はこちらもどうぞ
久々に見たメットガラはワクワクの宝庫で楽しすぎました。
私のハートを射抜いたハリスリード様(ニナリッチのクリエイティブディレクター)
最高です。
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彼がインタビューで受け答えする姿もツボ過ぎて、私この人好きだわ!とすぐインスタをフォロー。勢いでMISSOMA(イギリスのアクセサリーブランド)とハリスリード様コラボのブレスレットを買いました。
MISSOMAとHARRIS REEDコラボの IN GOOD HANDSブレスレット可愛い♥️
メッセージも最高
さすがのハリス・リード様です✨ pic.twitter.com/Qpqq0nuVTo— 森山あかり (@akarimoriyama) May 31, 2024
ハリスリード様を発見して、彼がデザインしたアイテムを身に着けられて、とっても幸せな気分でした。(お出かけ時の相棒ができてご満悦)
そしてStray Kidsはというと、トミーヒルフィガーのカスタムメイドのコートとスーツで登場しました。
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女性陣に比べるとメンズはそこまで装飾性に富むデザインではないです。しかし実は色々と凝っているポイントがあると公式のインスタグラムを見て知りました。
間近で見ないとわからないポイントだけに、このルックを間近で見たいと思っていたら、なんと6月に日本で展示が開催されると発表されたのです!
メットガラで着用した服をメトロポリタン美術館以外で展示すること自体が初めて。しかも世界で日本だけの開催でした。
抽選なので、応募してから当選発表があるまでハラハラドキドキでした。
当選の連絡を見た時、本当に嬉しくてたまりませんでした。あのメットガラの服を至近距離で見られるなんて奇跡。普通に考えて見たくても見られないですからね。(後で知ったのですが、かなりの高倍率だったようです。ありがたい!)
キッズのファンというのもあるけれど、純粋に貴重すぎる服を見るのが楽しみでした。
TOMMY HILFIGER Stray Kids Custom Met Gala Looks Exhibition
ということで6月某日。
TOMMY HILFIGER表参道へ行ってまりました!
今年のメットガラのテーマは「時の庭(The Garden of Time)」なので草花のモチーフがちりばめられたルックでした。
1組10分間。貸切で思う存分見られるし、写真撮影OKという豪華すぎる展示会でした。
白シャツの刺繍をじっくりと鑑賞。
ところどころにあしらわれたお花の金ボタンはビックリするほどの輝きで存在感がありました。
シャツとネクタイがツヤッツヤで上品。シルクかな?
素材が繊細過ぎてメットガラで着用後クリーニングせずに、そのまま展示されているとのことでした。(高級な服あるあるじゃない?)
このシャツは肌触りが良くて着心地がとても良さそうに見えました。
そしてそしてコートの裏にはTOMMY HILFIGERとスキズのタグが!!!(貴重)
トミーさんありがとうって思いました。
コートの裏地にも刺繍が施されています。裏地がホワイトとブルーのストライプでTOMMY HILFIGERらしいですね。
もともとメンズのスーツの生地を見るのが好きなので、それはもう楽しい展示でした。
メットガラなんて一般庶民の私には全く縁がなく、生涯で参加することも、レットカーペットを生で見ることもないでしょう。
夢のようなものを見せてもらう機会に恵まれて幸せでした。
子どもの頃の好きは今でも確実に好きだという気づき
展示の帰り電車でなぜか子どもの頃のことを思い出していました。
- 幼稚園に上がるか上がらないかくらいの頃、叔父の家(スーツ専門の生地屋)によく遊びに行っていたこと。だからスーツの生地を見たりメンズの服を見るのが今でも好きなのかも!?
- 仮縫いの様子を見るのも魔法みたいで結構好きだった
- 小学生のころニュースで見たパリコレがキラキラ輝いていて夢の世界すぎて衝撃を受ける。デザイン画っぽいものを真似て描くのが楽しかった
- 中学生の頃は演劇部員じゃないのに、放課後部室に行って布を適当に巻き付けて部員の友人たちとパリコレごっこをしていた
- 服飾科へ行きたかったのに親に反対され泣く泣く普通科に進学。服飾科の先生にお願いして放課後に服の作り方を教えてもらったり、家で作れそうな服を作っていた
アパレル業界は販売員しか経験していないけれど、今となってはトップメゾンという「夢」の世界にがっつり飛び込まなくて良かったかも。(そもそも行こうと思っていける世界ではない)
趣味で楽しむ見るだけの夢のファッションは最高にワクワクする!という結論に至りました。夢のままの方が楽しいこともありますよね。
もちろん日常で着る服にワクワクするエッセンスを落とし込むことはありますが、それとは切り離した見て楽しむ趣味の服の世界が存在すると私は楽しいらしいぞと気づけたのは大収穫でした。
子どもの頃に好きだったことは、大人になってもワクワクの種になると改めて実感し、大切にしていきたいと思いました。
最後まで読んでくれたそこのあなた、貴重な時間を割いてくれてありがとう!